2019-06-21 第198回国会 衆議院 本会議 第31号
麻生大臣は、金融庁ワーキング・グループによる報告書に関する質問に対し、表現が不適切だったと答弁しました。しかし、その時点でのこの対応は、国民が納得できるほど十分なものであったとは言えず、ぐあいの悪い数字が出てしまったために不適切であったとの誤解を国民に与えてしまいました。 本来、この報告書は、投資の専門家が加わって作成されたものであり、タイトルも「高齢社会における資産形成・管理」であります。
麻生大臣は、金融庁ワーキング・グループによる報告書に関する質問に対し、表現が不適切だったと答弁しました。しかし、その時点でのこの対応は、国民が納得できるほど十分なものであったとは言えず、ぐあいの悪い数字が出てしまったために不適切であったとの誤解を国民に与えてしまいました。 本来、この報告書は、投資の専門家が加わって作成されたものであり、タイトルも「高齢社会における資産形成・管理」であります。
元々、今回の報告書が出された発端は、二〇一六年四月に麻生金融担当大臣が金融庁ワーキング・グループに対して、市場、取引所をめぐる諸問題に関する検討を諮問したことに始まります。ワーキング・グループでは有識者による議論が進められ、六月三日に報告書が公表されました。この報告書は今でも金融庁のホームページで公開されています。
引き続き問題になっております年金について、老後二千万円必要だという金融庁ワーキング・グループのこの報告書について、消し去られようとしている報告書、これ決して消し去ってはいけないということも含めて、改めて確認しておきたいと思います。 まず、金融庁、お見えをいただいております。